窓の性能表示

建材トップランナー制度は新しく『窓の性能表示制度』も制定しました。
ここでは窓の性能を『断熱性能』と『日射熱取得性能』という２つの指標で表しています。

断熱性能は、U値に基づいてH-1からH-8まで8つの等級が定められています。
トップランナー制度の目標値に該当するのはH-6から上の等級です。

	等級	熱貫流率[W/(㎡・k)]
断熱性	ー	4.7を超えるもの
	H-1	4.7
	H-2	4.1
	H-3	3.5
	H-4	2.9
	H-5	2.3
	H-6	1.9
	H-7	1.5
	H-8	1.1

日射取得性能は、窓を通じた日射熱の室内への入りやすさを示します。
性能が高ければ日差しを多く取り込み、冬は室内に陽だまりをつくって暖めてくれます。一方、夏は庇やブラインドで熱い日射を遮る必要があります。
性能が低い窓は日射遮蔽型の窓とも呼ばれ、夏場の日差しをよく遮って室内を涼しく保ちます。ただし冬の日差しが入りづらく、寒冷地での採用は注意が必要です。

窓の性能表示制度では、２つの性能を示すラベルを窓に貼りつけて確認しやすくしました。窓の位置や大きさ、方位、地域の気候特性などに合わせて適切な窓を選択する際、参考にしてください。

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