エコガラスについて
エコガラスの上位グレードとして「エコガラスS」が登場しました!
「エコガラスS」※1は1枚ガラスの約5.4倍、複層ガラスの約2.6倍、
エコガラス※2 の約1.5倍の優れた断熱性能を発揮します。
JISの 断熱性能区分 |
ガラスの 熱貫流率W/(㎡・K) |
エコガラス区分 | エコガラスマーク | 代表的なガラス仕様 |
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T6 | 1.1以下 | エコガラスS |
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T5 | 1.1超え、 1.5以下 |
T4 | 1.5超え、1.9以下 | エコガラス |
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T3 | 1.9超え、2.3以下 | |||
T2 | 2.3超え、2.7以下 | |||
T1 | 2.7超え、4.0以下 |
エコガラスをはじめとしたLow-E複層ガラスは新築戸建住宅での採用率が約8割に達し、窓ガラスのスタンダードになっています。
最近では、より省エネ・断熱性に優れたZEH※3、HEAT20※4、など高性能な住宅の普及に向けた取り組みが増えています。
「エコガラスS」は、これらの住宅に最適な高性能なエコガラスで、より快適で健康で省エネな住宅づくりに貢献します。
- ※1:ダブルLow-E 三層複層ガラス(中空層 9ミリ×2/断熱ガス入り)
- ※2:Low-E 複層ガラス(中空層 12ミリ)
- ※3:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス
- ※4:2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会
1枚ガラス
(5ミリ)
複層ガラス
(中空層12ミリ)
エコガラス
(中空層12ミリ)
エコガラスS
(中空層9ミリ×2/断熱ガス入り)
「エコガラスS」のガラス仕様例
Low-E複層ガラス (中空層16ミリ/断熱ガス入り) |
ダブルLow-E三層複層ガラス (中空層9ミリ×2/断熱ガス入り) |
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ガラス 断面イメージ |
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ガラス中央部の 熱貫流率※1 |
1.4 [W/(㎡・K)] | 1.1 [W/(㎡・K)] |
JISの 断熱性能区分 |
T5 | T6 |
- ※1:平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)による(出典:国立研究開発法人建築研究所)
各メーカー毎の詳細な仕様やガラス中央部の熱貫流率は、各社カタログにてご確認ください。
「エコガラスS」の断熱性能
「エコガラスS」は、高い断熱性能で冬期のガラス表面温度に違いが表れます。
外気温が-5℃、室内温度23℃の時にエコガラスSのガラス中央温度は約20℃あり、冬場の窓際の寒さ(コールドドラフト※)を軽減し、室内温度の低下も防ぎます。もちろんガラス表面の結露防止にも効果的です。 ※冷たい窓辺から発生する下降冷気のこと
ガラス中央部の表面温度
複層ガラス
+アルミサッシ
Uw=4.07[W/(㎡・K)]
エコガラス
+アルミ樹脂複合サッシ
Uw=2.33[W/(㎡・K)]
エコガラスS
+樹脂サッシ
Uw=1.30[W/(㎡・K)]
「エコガラスS」は、室内温度差に違いが表れます。
室内設定温度23℃の暖房運転時、複層ガラスは窓からの冷気が室内に影響するため、窓際の足元では15℃程度になります。一方、エコガラスSは2℃以上温度が高く、室内の温度差も少なく、快適な室内環境づくりに貢献します。
室内温度分布
複層ガラス
+アルミサッシ
Uw=4.07[W/(㎡・K)]
エコガラス
+アルミ樹脂複合サッシ
Uw=2.33[W/(㎡・K)]
エコガラスS
+樹脂サッシ
Uw=1.30[W/(㎡・K)]
「エコガラスS」は、暖房を切った後の室内温度に違いが表れます。
夜間、暖房を切ると徐々に室内温度は低下。エコガラスSは高い断熱性能で、朝7時の室内は複層ガラスと比べて約2.5℃も暖かく、夜間から朝方に心配なヒートショックの対策にも有効です。
エアコン使用後の室内温度変化
夜~朝方の居間の室内温度変化
- 複層ガラス(FL3+A12+FL3)
- エコガラス(FL3+A12+Low-E3)
- エコガラスS(Low-E3+Ar9+FL3+Ar9+Low-E3)