② Low-E複層ガラスとは、構成するガラスの中で、垂直放射率が0.2以下の低放射膜を有するLow-Eガラスを1枚以上使用した複層ガラスを指す。Low-E複層ガラスにおけるLow-Eガラスの位置などは特に定めない。ただし二層の複層ガラスにLow-Eガラスを2枚用いても1枚と見なす。
③ Low-E複層ガラスの日射区分(「取得型」、「遮蔽型」)ついては、JIS R 3106の夏期の日射熱取得率の値が0.50以上のものを「取得型」、0.49以下のものを「遮蔽型」と判断する。なお、ガラスの層数、ガラス厚み、中空層厚み、Low-Eガラスの配置、中空層の気体の種類等によらず、次に示す基本構成のLow-E複層ガラスの日射熱取得率の値で日射区分を判断してもよい。 基本構成のLow-E複層ガラス [室外側]Low-Eガラス(3ミリ)+空気層(12ミリ)+透明フロート板ガラス(3ミリ)[室内側]