事例紹介/リフォーム

緑のカーテン揺れる家、環境の達人のエコリフォーム

窓から快適、リフォームレポート -光と風とエコガラス 京都府 K邸 戸建て-

Profile Data
立地 京都府宇治市
住宅形態 軽量鉄骨造一戸建(1984年竣工)
住まい手 夫婦
間取り 5LDK
リフォーム工期 2009年1月10日(1日間)
窓リフォームに使用したガラス エコガラス

緑のカーテン揺れる家、環境の達人のエコリフォーム




美味なお茶と世界遺産・平等院で名高い宇治市の高台で、1軒の住宅を包む緑が風に揺れています。この家の主であるKさんご夫妻が丹精した「緑のカーテン」がさわやかに出迎えてくれました。


地域の環境サークルのメンバーであるKさんは「地球に優しい暮らし方を学び、個人でできることをやってみて、その体験を少しずつ広めていこうとしています」と話す、環境に優しいライフスタイルの実践者。昨年から始めた緑のカーテンは家の西側一面を覆って2階の窓に達し、自然の力で直射日光を遮ることでエアコンを使わない省エネライフに役立っています。
エコガラスによる窓リフォームも、K邸のこんな「環境コンシャスな暮らし」の一環でした。

省エネデータの数値で歴然!明らかなエコガラスの効果

市内の高台に建つ、緑のカーテンに覆われたK邸。

市内の高台に建つ、緑のカーテンに覆われたK邸。

リビングのソファでKさんご夫妻にお話をうかがった。

リビングのソファでKさんご夫妻にお話をうかがった。

同等規模の住宅より窓が多く、明るいK邸。

同等規模の住宅より窓が多く、明るいK邸。

階段の踊り場を照らす窓もエコガラスに交換し、冷えの問題を解決。

階段の踊り場を照らす窓もエコガラスに交換し、冷えの問題を解決。

築25年のK邸は、その窓の多さが特徴。採光と通風を第一に考え、新築時の基本設計では壁だけだった家の北側や階段の踊り場にも窓をつけて、最終的な窓面積が5割増になったという明るい家です。「昼間はどの部屋も照明をつけないんですよ。風と光をポイントにおいた家なんです」田舎育ちなので窓の少ない家はどうもね、とKさんは笑います。

全居室の窓をエコガラスに交換するリフォームは2009年の年明けに行われました。夏暑く冬寒いといわれる京都周辺でもこのあたりは高台で寒さが厳しいところ。今年6月の集中豪雨の日にもK邸周辺だけは大粒の雹が降り、育ちかけた緑のカーテンが打撃を受けたといいます。

Kさんいわく「リフォーム前は、閉めたカーテンの下から冷たい風が降りてきて足元が寒かったんです。すきま風だと思っていたのですが、ガラスを換えたその日から感じなくなりました」。脳卒中などの引き金になるコールドドラフトをエコガラスが解決した典型的な例でしょう。

「夜中に手洗いに起きても、何も羽織らなくて平気なんですよ」こちらは奥様の話です。窓の多いK邸の廊下では真夜中の冷え込みが強烈でしたが、今はパジャマ一枚で歩けるとのこと。

目に見える形での省エネ効果も現れました。K邸ではガスや電気の月々の使用量を、2005年から請求書の数値を使ってデータ化しています。その中のガス使用量のうち、ファンヒーターでの暖房にあたる部分が、ガラス交換後は前年の同時期に比べて約5割減少したのです。リビングのホットカーペットもスイッチが切られたままになりました。


緑のカーテン+エコガラスで目にも涼しい夏のエコを実現

5mの高さにまで伸び、2階の窓にも届いた緑のカーテン。

5mの高さにまで伸び、2階の窓にも届いた緑のカーテン。

日差しを遮りながらみごとな実をつけたゴーヤ。

日差しを遮りながらみごとな実をつけたゴーヤ。

たくさんの窓を通って、涼しい風が室内を吹き抜ける。

たくさんの窓を通って、涼しい風が室内を吹き抜ける。

全窓ともガラス交換にはアタッチメントを使い、既存サッシを残した。

全窓ともガラス交換にはアタッチメントを使い、既存サッシを残した。

夏、K邸のエコの主役は緑のカーテンです。つる性植物のゴーヤで窓に当たる直射日光や近隣の住宅・道路などからの照り返しを遮り、エアコンをなるべくつけずに室内を涼しく保つ工夫をしています。

以前はすだれを掛けていたというKさん、「すだれは日差しは遮るけれど表面温度が40度以上になって、そこを通った風が部屋に入ってきていたんです。ところがゴーヤの葉の温度は表も裏も気温以上には上がらない。照り返しの熱い風も涼しくなります」とのこと。

奥様も「風に揺れる葉っぱは見た目も涼しくていいんですよ」。1階西側の3つの窓全面+2階の二間分の窓まで伸びたゴーヤの葉はわずかな風にもちらちらと揺れ、いかにも涼しげです。

積極的な通風も意識しています。K邸では2階はほぼ終日、1階も午前中と夕食後は窓を開け放し、風を通して室内に熱がこもらないようにしてきました。窓の多さがここでも功を奏しています。 そして今年は緑のカーテンとエコガラスの二重態勢で迎える初めての夏。「結果は?」の問いに、Kさんからは「すばらしいの一言です。8月の下旬までエアコンを入れたのは1日だけ、しかも夕方3時間程度。外の気温が35度でも湿度が低ければ室内は30度を超えず、扇風機だけでしのげるんです。エコガラスの効果を実感しました」との言葉が返ってきました。

ちなみに1階の掃き出し窓は下部が曇りガラスになっています。これはリビングでゆったり寝転ぶのが好きというKさんが、外から見えないようにと意図的に選んだもの。この夏はきっと、閉めた窓の外でゴーヤの緑が揺れ、扇風機の回る室内でくつろいでいるKさんの姿があったことでしょう。


実効ある省エネには投資が不可欠 達人の思いに応えたエコガラスの性能

2階のKさんの自室にも、緑のカーテンが届いている。

2階のKさんの自室にも、緑のカーテンが届いている。

緑と朝顔の彩りが美しい和室の窓。ガラス交換以外は昔のままの雰囲気。

緑と朝顔の彩りが美しい和室の窓。ガラス交換以外は昔のままの雰囲気。

収穫されたゴーヤの実は副産物とはとても呼べない立派さ。

収穫されたゴーヤの実は副産物とはとても呼べない立派さ。

地球環境を守っていくには投資が必要、がKさんの持論です。家電の待機電力を減らしたり照明を落とすなどのいわゆる"我慢"ではエネルギー消費値は数%しか落とせない、実際に効果を上げるには冷蔵庫もテレビも省エネタイプに総入れ替えしなければ、といいます。

環境サークルで学び、メーカーの環境モニターとして毎月の省エネ数値を調べ、地域のイベントでは自らの活動の実践報告も行う身として、イメージだけのエコの時代はもう終わりだよ、といいたげなKさんです。

そんな中でエコガラスの窓リフォームは"実効ある省エネ投資"だったとのこと。「壁紙の張替は見た目がきれいになるだけ。でもエコガラスは実質的に快適になり、効果があるリフォームなんです」

実はこれまでペアガラスの効果に期待していなかった、というKさんは、地域の環境フェアでエコガラスの断熱・遮熱効果のデモユニットを実体験したことでその性能に興味を持たれたそうです。その後も独自の調査研究や、実際にエコガラスで窓リフォームをした知人にも話を聞き、納得したうえで自邸のガラス交換を決めました。

「エコリフォームのコツは?」の質問に「施主自身が勉強せにゃいけません。そうすれば結果の予想が立てられ、過剰に期待したり"こんなつもりじゃなかった"となりませんから」。さらに「いい施工屋さんに出会えたこともよかった」と言い添えました。信頼できる施工者との巡り会いも、勉強はもちろん"どんなリフォームをしたいのか"をきちんと考え、相手に伝える努力を怠らなかったというKさんの姿勢あってのことでしょう。

木彫が趣味の奥様の手になるお盆に、収穫したばかりのゴーヤが並べられます。窓辺の木漏れ日を浴びた緑の恵みに目を細めるご夫妻に、光と風の明るい家で本物のエコライフを楽しむ、達人の姿を見た気がしました。


エコリフォーム成功のポイント
  • 施主自ら勉強・研究し、性能を納得できる素材を選択
  • 周囲にも協力を仰ぎ、信頼できる施工者を探し出す
  • ”やりたいこと”をすべて伝え、それを実現できるプロに発注

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