事例紹介/リフォーム

ようこそ、我が家へ 〜窓がもたらす楽しみは無限大〜

開口部にこだわった新築レポート -埼玉県 T邸-

Profile Data
住宅形態 木造地上2階建て
住まい手 夫婦+子ども1人
敷地面積 204.00m2
延床面積 143.63m2

ようこそ、我が家へ 〜窓を通してやってくる暮らしのプラスα〜



今月の家を手がけた建築家:伊藤裕子(伊藤裕子設計室)


取材企画協力:OZONE家づくりサポート
<建築家選びから住宅の完成までをコーディネートする機関です>

高さ4メートルの大窓のある暮らし

東側の道路から家をのぞむ。まさに垣根なしのオープンな感じ。
リビングの天井は信州唐松の板張り。外にも内にも広がる落ち着く空間。
DKエリア。たっぷりの収納も住みやすさの重要なポイント。

T邸のリビングは2階にあります。
当初、ばくぜんと「リビングは1階」と考えていたご夫妻に、建築家の伊藤さんが最初に提案したのが2階がリビングのプラン。目の前の公園をぜいたくにも借景として取り入れてしまうというものでした。

「この土地を見て、これは2階にリビングをつくるしかないと思いました。1階にリビングがあると通りからの視線で落ち着かないですし、かといってあのすばらしい景色を朝夕に個室だけで眺めるのももったいない」

そんな伊藤さんのプランを見たご夫妻は、「心地良さそうな空間になりそう!」と即決。このプランをベースに家づくりがはじまりました。

2階リビングは公園のある東側にあります。ここに最大高さ約4メートルの巨大なエコガラスの大窓を設置。公園のけやきをはじめとする木々や空が窓いっぱいに広がる大窓になりました。特に秋は、けやきの葉っぱが色づき、それは見事な眺めなのだとか。

これだけ開口部が広くても、2階にリビングを設けたことで通りからの視線も全く気になりません。まさにTさんの立地条件を最大限に生かした贅沢なリビングといえます。

エコガラスを採用したため、冬は大窓から太陽光がたっぷりと室内と降り注ぎとても快適だとか。OMソーラーのおかげもあり、暖房器具をほとんど使わなかったそうです。
T邸では、遮熱性にすぐれたエコガラスを使用しているため、暑さが心配された夏も、しっかり厳しい日差しから室内を守ってくれたとか。リビング以外の居室にもエコガラスを使用したこともあり、以前のお住まいから広さが倍になったのにも関わらず、8月の電気代は昨年の3分の2ですんだそうです。

リビングとひとつづきのキッチンの窓からも公園を望むことができます。奥様曰く「朝、キッチンの窓を開け放つと鳥の声が聞こえてくるんです。住宅地の一角で、こんなひとときが感じられるなんて…」。

伊藤さんが提案したエコガラスの窓は、Tさんの暮らしに経済的、機能的なメリットのみならず、潤いまでももたらしてくれたようです。


空気がめぐる心地よさは、なにものにも代え難い

リビング部分の天井は床と同じ無垢の信州唐松を使用。天井が高いので圧迫感がなく、むしろほっとする印象。床に座ってくつろぎたいからとあつらえたビッグな座卓が家族みんなのいこいの場。
屋根の下の北側に面した部分には横長の窓。ここから入る光と風は背骨のような階段を通じて家中をめぐる。「トップライトは暑いけどトップサイドライトは使い勝手抜群ですよ」と伊藤さん。

T邸に足を踏み入れると空間を遮断する仕切りが少ないことに気がつきます。これはもともと「すっきりしたデザインと空間が好き」というご夫婦の希望から。さらに竣工から半年たらずとさほど時間が経っていないのにもかかわらず建材の臭いなどはなく、自然素材の心地よい香りがします。自然素材へのこだわりは奥さまによるもの。

どことなく空気がクリアな感じがするのも、聞けば、断熱材とガラスのおかげか、この家では結露もなくカビも発生しないとのこと。Tさんは、「以前の住まいではどんなに掃除をしていてもカビがはえたのですが、ここではカビをみたことがありません」。
各フロアを空気が回遊できる間取りであることに加え、ほとんどの場所で引き戸を採用しあけている状態であること、家の真ん中の階段がゆるやかに両フロアの空気を共有していることなどによって、心地よい空気は家中を縦横無尽にめぐっているのです。

もともとよけいなものを出さない暮らしを実践してきたTさん一家ですが、備え付けの大収納によって、片付けもスムーズにできているといいます。ほんとうに好きなものだけを選んでいると、不思議と片付きやすいとか。
「帰宅したとき片付いていると、余分なストレスを感じなくてすみます」と奥さまも満足のようです。


すべては家族の「好き」の集大成

リビングと一体化の和室。襖紙もTさんと伊藤さんで厳選したモダンな柄。
光の差し込む子ども部屋。ピンクとハートの明るく伸びやかな雰囲気で居心地良さそう。
Tさんの個室。あまり明るすぎず暗すぎず、シンプル志向のTさんにとっては最も安らげるスペース。
「住まい手がどう暮らしがしたいかをとことん想像して提案するのが建築家の仕事です」と伊藤さん。「Tさんご一家は「食」を大事にしていたので、その楽しみをふくらませるためにと、大きなダイニングを提案したら気に入ってくださり、うれしかったです」

共働きのご夫婦と、小学校低学年のお嬢さんの3人暮らしのTさん一家。ウィークデーの昼間は別々のところで別々の時間を過ごすことが多いため、家にいる時間はそう長くはありません。
「家で過ごすときはみな、たいてい2階のLDKのどこかにいますね」とTさん。
Tさんはリビング部分の座卓がお気に入り。和室を背に座り、公園の方向を眺めているとか。奥さまは、「ゆったり使えるのがうれしい」とキッチンがお気に入り。お嬢さんはその傍らで書き物をしていることが多いそうです。
みなが思い思いに過ごしている2階には、随所にお気に入りの本や人形が置かれています。なにより、どこにいても大好きな家族の気配があるのは、開放感のあるLDKならではなのかもしれません。

「朝夕はリビングで過ごして一日の終わりはそれぞれの趣向を凝らした個室で疲れを取るのが我が家のコンセプト」とTさん。
その言葉通り1階には3人の趣向にそった個室が設けられています。

家の中でもひと際日当たりのいい場所にあるのは子ども部屋。カーテンや内装はお嬢さんがコーディネートを担当し、ご本人もとても気に入っているのだとか。
奥さまの部屋は、柔らかくて暖かい無垢の桐の床。落ち着いた感じでいい眠りが得られそうです。
そして、北側にある一番大きな個室はTさんの部屋。仕事を持ち帰ることもあるので、書斎としても使用しています。
2階は家族の空間、1階は個人の空間と、メリハリをつけることで家族全員にとって居心地のいい住まいになりました。

家づくりにあたって、随所にわたって仕様を吟味し、セレクトしてきたTさんご夫妻。現物の設備を使い比べてみたり、まだ形のないものは自分で模型をつくって確認したりと、とことん「自分が住みたい家」に向き合ったとか。
そしていま住んでみて、「昔から住んでいるような気分」だと語ります。あまりにもしっくりしていて、住んでみて大きなギャップがないことが驚きなのだとか。これも「満足(=満ち足りた)」の一つの形なのかもしれません。


取材・文:平舘玲子
撮影:前嶋 正

今月の家を手がけた建築家:伊藤裕子(伊藤裕子設計室) 取材企画協力:OZONE家づくりサポート <建築家選びから住宅の完成までをコーディネートする機関です>

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