工務店・ガラス店のみなさま/スペシャルインタビュー

エコガラスはきっかけ。でも屋台骨なんです(前編)

本橋 満(もとはし・みつる)
1963年生まれ。大学卒業後、大手設備メーカー営業部を経て、95年(株)ところざわ産業入社。
04年代表取締役に就任。営業業務と現場工事の二足の草蛙をはいて日夜飛び回る活動は、毎日更新する自らのブログに詳しい。業界の仲間が集まる勉強会では会長を務め、窓の改善や省エネに関する一般向けのイベントやセミナーも積極的に開催。その明るいキャラクターは周囲の誰からも愛されている。無類の車好きでもある。


一般ユーザーのための仕事こそやりがいがある

シャッター工事に始まったところざわ産業を、二代目はエコガラスを中心に住まいのリフォーム全般を請け負う会社へと変貌させた。事務所の窓では単板、複層、エコガラスとすべて異なるガラスを入れて性能を確認している。

――設備メーカーの営業部から、家業へと戻られたのが16年ほど前ですね。

サラリーマンは楽しかったんですが、バブルがはじけ、景気も悪くなり、父から帰ってきてほしいと言われました。 創業以来ずっと建築屋さん向けの業務をやってきましたが、どんどん仕事がなくなって…。これはもうダメだと、入社3年目くらいから一般のお客さまへとシフトしていきました。

――本橋さんの入社で、業務対象がプロから一般に変わったと。

がんばるなら、絶対エンドユーザー相手だと思ったんです。一生懸命やって、ありがとうと言ってもらえる。そういう雰囲気が僕のカラーなんですね。
建築屋さんとの仕事では、どんなにやってもそれが当たり前。加えて当時まだあった「下職」という言葉がいやでした。

一般のお客さまとの仕事なら僕の意見やアドバイスも言えるし、なによりやりがいがある。お金はあとからついてくればいいという思いでした。

――従業員の方は驚かれたでしょうね。

最初は全然ダメでした。一般向けは合間仕事でメインは建築屋さん、というのが常識でしたから。
そこに、数年後には逆転するんだから意識を変えてくれ、エンドユーザーに向けて挨拶や気遣いもきちんとしてくださいね、と話しましたよ、切々と(笑)


会社を大きくするよりも周囲の人を幸せにしたい

すっきりと整頓された工房。窓まわりの他にベランダやエクステリア、水まわり関連までユーザーの希望に応えて多様な工事を手がける。

――エンドユーザーに向けての積極的な提案、そんな仕事の仕方にモチベーションを持っておられるのを感じます。

なにしろお客さまに喜んでもらうのが僕の大前提ですから。エコガラスで暮らしが快適になってよかった、そうなってほしいからついつい熱く語っちゃうよね。

――エコガラスなら期待を裏切ることはない、と。

エコガラスはいいですよ、快適な生活が約束されてますからね。ただ、それなりに投資が必要だということを…(笑)

――提案は常にエコガラスが前提ですか。

ニーズで選んでいただきます。あまり執着しすぎず、ここは複層ガラスでもいいけれどこっちはエコガラスがいいんじゃないですか、という感じ。
お客さまには、最初に困りごとを全部話してもらっています。そこから考えて提案するので、本当はエコガラスがお勧めだけど予算がないなら…そんなケースもありますよ。

信頼してくれる人を全面的にバックアップしたい。そういう気持ちが僕にはすごくあるんです。関わりを持った人みんなに幸せになってほしい。人が好きなんですね。
逆に、そんな人たちがいるからこそがんばれる自分がいる、支えられている。

不思議なことに、困ったときには助けてくれる人がいるんですよ。
例えば今月は売上が少なくてまずいなあというとき、ひょんなところから注文をいただく。そんなときは「ああ、今月はこの人に助けられた」と思います。


お客さまに買ってもらうのは"自分"

現場での作業レポートから地域のお祭り、日々の雑感など、さまざまな話題を写真付きで毎日更新する本橋さんの個人ブログ。気取らないその文面に人柄がにじみ出る。
5分で終わる工事内容で、おばあちゃんの話を1時間聞くこともしばしば。作業終了後に書いてもらうお客さまカードでは「信頼できそうだった」という項目に多くの○がつく。

――営業面では、ウェブサイトやチラシのほかに、毎日更新される本橋さん個人の気軽なブログが大きな役割を果たしていますね。

毎日、自分で写真を撮って書いています。あれは完全に営業ツールですね(笑)
ウェブサイトだと、どんな人が仕事をやっているのか結局わからない。それを「ああ、こんな人なら家に上げても大丈夫だな」と思ってもらえたら、と。 僕をわかってもらうためのツールなんです。

――よそのお宅に上がるのが前提の仕事ですからね。

そうそう。あまり見せたくないところもある家の中に、他人が入っていくわけですから(笑)それにはやっぱり、ある程度の安心感が必要でしょう。

――ずっと建築屋さんと仕事してきた従業員の方にも、そんな気遣いをお願いすると。

実際はなかなか難しいですね。だから僕は必ず現場に行くんです。

――全部の現場に?

行きますよ。だってお客さまは、僕を信頼して商品を買ってくれているんですから。

よそと違う商品を作っていれば別ですが、僕らの扱う商品はそれ自体どこから買っても同じですよね? 
だけど、たとえ商品がなんであっても僕は売る自信があるんです。「お客さまは最初に"僕"を買ってくれる」そう考えているから。

――どこにでもある商品を「本橋さんから」買う、という意味ですね。

そう。インターネットが流行っても最後はやっぱりヒューマンな部分。どんな時代になっても、人と人とのつき合いこそ大事にしていかなきゃと思っています。

――お客さまは本橋さんの"何"を買ってくださるんですか。

信頼性かな。誠意を持って話し、聞かれたことにきちんと答え、あとは熱意(笑)
一度仕事をすると、たいてい次もご依頼いただけます。そんなふうに長くおつき合いさせてもらえたらと思いますね。


取材・文:二階幸恵
撮影:渡辺洋司(わたなべスタジオ)
株式会社 ところざわ産業
株式会社 ところざわ産業
埼玉県所沢市
社員数 5名
業務内容/ガラス・サッシ・玄関ドア・エクステリア等工事・修理/開口部・水まわり他の住宅リフォーム・メンテナンス

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