① 下表3の該当住宅の地域区分が「○」であること。
表3 エネルギー計算結果早見表(集合住宅)部位 | 地域区分 | |||||||
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |
外窓・内窓 ガラスの交換 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 個別の計算 |
⑥ 断熱材を導入する場合は、「戸建住宅の改修について」の「下記の部位別の必要な性能値」を満たすこと(重ね貼りも可とする)。なお、熱伝導率(λ値)が0.042以上の断熱材(グレードがD4のもの)は、天井断熱工事に用いる吹込み断熱材のみ対象とする。
部位別の必要な性能値熱抵抗値(R値) | |||
---|---|---|---|
部位 | 外壁 | 床 | |
1~3地域 | 4~8地域 | ||
5.4以上 | 2.7以上 | 2.7以上 | 2.2以上 |
エネルギー計算結果早見表の「個別計算」欄に該当する場合や最低改修率を満たさない場合、及び基礎断熱改修を行う場合は、個別に住宅全体の一次エネルギー消費量の内、暖冷房エネルギーの削減率が15%以上見込まれることを証明できる以下の計算書を添付して申請すること。
集合住宅(全体)の「個別計算」は以下の計算を行うこと。
原則、全住戸のそれぞれの断熱改修前・改修後の暖冷房の設計一次エネルギー消費量(AE1、AE2)を求め、以 下の式により算出。
ただし、以下の手順による略式計算も可とする。
<略式計算の例(5階建ての4住戸/階の集合住宅の場合)>
a5 | b5 | c5 | d5 |
a4 | b4 | c4 | d4 |
a3 | b3 | c3 | d3 |
a2 | b2 | c2 | d2 |
a1 | b1 | c1 | d1 |
AE1an: 改修前のa住戸タイプn階住戸の暖冷房の設計一次エネルギー消費量(GJ/年)
AE2an: 改修後のa住戸タイプn階住戸の暖冷房の設計一次エネルギー消費量(GJ/年)
集合住宅(全体)における審査・選考は以下の通りとする。
CO2排出抑制評価点(集合住宅(全体)の断熱改修におけるCO2排出抑制の効果を数値化したもの。)を用いる。
事業規模の範囲内でCO2排出抑制評価点が高い案件を上位とする。
また、CO2排出抑制評価点が同一と認められるものにあっては、補助対象経費の小さい案件を上位とする。
戸建 集個 集全
高性能建材の補助対象経費は、各改修部位毎の施工面積に補助単価を乗じた金額の合計とする。
・本事業においては、建築図面等を基に下表4より算出した施工面積を適用する。
表4 施工面積の算出表
改修部位・改修工法 | 施工面積 | |
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断熱材 | 天井 | 平面図を真上から見て、水平投影※1した天井の合計面積 |
外壁 | 外気に接する壁の長さに、外壁の高さ(2.4m※2)と壁比率(0.75※3)を乗じた合計面積 | |
床 | 改修を行う床の合計面積※4 | |
窓・ ガラス |
外窓交換・カバー 工法・内窓取付 |
導入予定の窓の幅×高さで求めた面積の合計 |
ガラス交換 | 導入予定のガラスの幅×高さで求めた面積の合計 |
補助対象製品のグレード及び改修部位毎に定めた下表に示す単価をいう。グレードとはSIIが各製品を性能値別に区分したもの。断熱材は熱伝導率(λ値)、窓・ガラスは熱貫流率(U値)により設定する。
なお、異なるグレードの断熱材を2層以上重ね貼りする場合は、優先順位(D1 > D2 > D3 > D4)として 一つの補助単価のみを適用すること。
グレード ( )内はλ値 |
補助単価 | |||
---|---|---|---|---|
改修部位 | ||||
天井 | 外壁 | 床 | ||
1~3地域 | 4~8地域 | |||
D1 (0.022以下) |
6,000 | 5,000 | 7,000 | 7,500 |
D2 (0.023~0.032) |
5,000 | 4,000 | 6,000 | 6,500 |
D3 (0.033~0.041) |
4,000 | 3,000 | 5,000 | 5,500 |
D4 (0.042以上) |
3,000 | 2,000 | - | - |
窓の改修 | ガラスの改修 | ||||
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外窓交換・カバー工法※1 (樹脂又はアルミ樹脂複合等) |
内窓取付 | ガラス交換 | |||
グレード ( )内はUw値 |
補助単価 | グレード ( )内はUw値 |
補助単価 | グレード [ ]内はUg値 |
補助単価 |
W1 (1.30以下) |
60,000 | W5 (2.33以下) |
30,000 | G1 [1.49以下] |
30,000 |
W2 (1.31~1.60) |
55,000 | ||||
W3 (1.61~1.90) |
50,000 | ||||
W4 (1.91~2.33) |
40,000 |
窓の改修 | ガラスの改修 | ||||||
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カバー工法※1 | 内窓取付 | カバー工法 | ガラス交換 | ||||
グレード ( )内はUw値 |
補助単価 | グレード ( )内はUw値 |
補助単価 | グレード [ ]内はUg値 |
補助単価 | グレード [ ]内はUg値 |
補助単価 |
W6 (2.33以下) |
50,000 | W5 (2.33以下) |
30,000 | G1 [1.49以下] |
30,000 | G1 [1.49以下] |
30,000 |
G2 1.50~2.33] |
20,000 | G2 [1.50~2.33] |
20,000 |
補助単価を用いて算出する補助対象経費は、補助対象となる高性能建材の導入費用を上限額とする。
また、補助事業者又は補助事業者と利害を一にする者が、補助対象製品の調達及び工事等に係る場合は、 該当する者の利益相当分を排除した額を上限額とする。
申請する既存住宅に、交付申請時に既に一部取り付けてあるガラス・窓・断熱材が、本事業に登録されている製品である場合、以下の条件を満たすことで、その部分の改修は要件としないこととする。
ただし、既に取り付けてあるガラス・窓・断熱材に係る経費は補助対象外とする。
以下の書類を全て提出すること(交付申請書提出の際に添付すること)。