窓ガラスならエコガラス
戸建住宅において、窓ガラスの仕様(性能)の違いによる暖冷房費のシミュレーションをします。
検討地域の選択
比較対象ABの選択
シミュレーション結果の表示
地域区分については、下記の表を確認ください。
省エネ地域区分は各都道府県の市区町村によって異なります。市区町村別の省エネ地域区分は「省エネ地域区分 (PDF)」にてご確認ください。
アルミサッシ+単板ガラス
サッシはアルミ製の一般的な仕様。ガラスも一枚ガラスであり、断熱、遮熱性能は低い。現在の新築住宅で使用されるケースは少ない。 窓の熱貫流率:6.5[W/(m2・K)] 、 窓の日射熱取得率:0.70
アルミサッシ+複層ガラス(中空層厚み12㍉)
サッシはアルミ製の一般的な仕様。ガラスは中空層厚み12ミリの複層ガラス。複層ガラスのため、一定の断熱性能はあるも、高断熱、高遮熱とは言えないためエコガラスには該当しない。 窓の熱貫流率:4.1[W/(m2・K)] 、 窓の日射熱取得率:0.63
アルミサッシ+Low-E複層ガラス(中空層厚み12㍉)
サッシはアルミ製の一般的な仕様。ガラスは複層ガラスの片側ガラスに金属膜をコーティングしたエコガラス。中空層厚み12ミリの標準的なエコガラス。 窓の熱貫流率:3.5[W/(m2・K)] 、 窓の日射熱取得率:0.51
アルミ樹脂複合サッシ+Low-E複層ガラス(中空層厚み12㍉)
サッシは室外側はアルミ、室内側は樹脂の複合構造。室内側に樹脂を使用しており、断熱性能、防露性能を高めている。大手ハウスメーカーの多くが標準設定している断熱サッシ。ガラスは複層ガラスの片側ガラスに金属膜をコーティングしたエコガラス。中空層厚み12ミリの標準的なエコガラス。 窓の熱貫流率:2.9[W/(m2・K)] 、 窓の日射熱取得率:0.51
アルミ樹脂複合サッシ+ガス入りLow-E複層ガラス(中空層厚み16㍉)
サッシは室外側はアルミ、室内側は樹脂の複合構造。室内側に樹脂を使用しており、断熱性能、防露性能を高めている。大手ハウスメーカーの多くが標準設定している断熱サッシ。ガラスは複層ガラスの片側ガラスに金属膜をコーティングしたエコガラス。断熱性を高めるために中空層にはアルゴンガスを封入、中空層厚みも16ミリとエコガラスSに該当する高性能ガラス。 窓の熱貫流率:2.3[W/(m2・K)] 、 窓の日射熱取得率:0.51
樹脂サッシ+ガス入りLow-E複層ガラス(中空層厚み12㍉)
サッシは室内外とも樹脂製の高断熱サッシ。ガラスは複層ガラスの片側ガラスに金属膜をコーティングしたエコガラス。断熱性を高めるために中空層12ミリにはアルゴンガスを封入した高断熱なエコガラス。 窓の熱貫流率:1.9[W/(m2・K)] 、 窓の日射熱取得率:0.46
樹脂サッシ+ガス入りダブルLow-E三層複層ガラス(中空層厚み9㍉×2)
サッシは室内外とも樹脂製の高断熱サッシ。ガラスは中空層が2層入る三層複層ガラス。室内側および室外側のガラスには金属膜をコーティング、中空層9ミリ(2層)にはアルゴンガスを封入。エコガラスSの中でも最高グレードに該当。ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)に推奨する窓仕様。 窓の熱貫流率:1.3[W/(m2・K)] 、 窓の日射熱取得率:0.39
窓ガラス仕様の性能値は、国立研究開発法人建築研究所のHPに公開されている「住宅・住戸の外皮性能の計算プログラムVer.02.08~」の窓の熱貫流率ならびに窓の日射熱取得率を引用している。