横浜市では、「横浜市脱炭素社会の形成の推進に関する条例」の制定等を踏まえ、2050 年脱炭素社会の実現に向けた取組を進めていますが、市域における二酸化炭素排出量のうち、家庭部門からの排出量が最も多いことから、住宅の省エネ化の推進が特に重要であり、また、省エネ住宅は、健康・快適、経済性、防災性も兼ね備えていることから、その様々なメリットを横浜市民に分かりやすく伝えることにより、普及を促進することが大切であり、横浜市内の設計・施工者の技術力向上の支援により、市内経済の活性化につなげるために、当該コンソーシアムが設立されました。最高レベルの断熱性能(等級6、7)や気密性能を備えたZEH等の「省エネ性能のより高い住宅」が当たり前となるような世の中を目指す目的で、今回、機能ガラス普及推進協議会が3月25日(土)に横浜市庁舎で開催される設立記念イベントへ出展しました。
当日はあいにくの雨天にもかかわらず、設立記念イベントに多くの来場者があり、シンポジウム会場となった横浜市庁舎1階アトリウムに展示したエコガラス体感デモカー「ガラスの森号」へ山中竹春横浜市長が訪れ、遮熱体感機・断熱体感機でエコガラスと単板など他のガラスとの違いを体感されました。
また福島市環境課からも福島市の環境・リフォームイベントへ向けた視察に来られ、エコガラスカーの活用で期待がもてると好評を得ました。
機能ガラス普及推進協議会より関東甲信越板硝子商業組合の三好商会様は当該コンソーシアム参加事業者でもあり、積極的にご来場者へエコガラスの説明をされ、普及活動に奔走されていました。
シンポジウムでは健康と省エネ性能をより高くする手段として、窓ガラスに国の補助金を活用できる内窓を設置する方法などが紹介されたことにより、エコガラスの凄さを確かめ合う場面も多く、エコガラスSとシングルガラス等との表面温度差を確認することで優れた断念性能と驚かれるなど、好評いただきました。