賃貸マンション、ビル・土地オーナーなど賃貸不動産所有者や賃貸経営者向けの「賃貸経営相談会2022 in大阪梅田」が、10月23日(日)に、ホテルHilton大阪にて開催され、265名(前年267名)の賃貸共同住宅オーナーが来場されました。一般社団法人 板硝子協会のブースでは、断熱・遮熱体感機を設置して「エコガラス」・「エコガラスS」の断熱性能、遮熱性能、結露発生の有無などを確認いただきました。
来場者の中で、15年前に建築されたマンションと昨年建築されたマンションを保有するオーナーからは、単板仕様とエコガラス仕様の性能差について、特に結露による毎日の拭き取り手間や、エアコン等の効きの違いを入居者からや自らも身を以て知っていることから、改めてエコガラスの必要性を確認されに来たとコメントされ、一方、大手建設業では標準採用になりつつある「Low-E複層ガラス」という言葉の定着も見られました。
また、昨今、関西地方への強烈な台風上陸により飛来物によって窓ガラスの破損被害を経験されている来場者が散見され、その対策として「防災安全合わせガラス」についても興味深く且つ真剣に耳を傾ける場面もありました。
既存住宅の単板を変更することへの質問も多く、共用部であることから煩わしくない方法として内窓のエコガラス仕様の存在や、補助金が適用される点については、まだまだ認知されていく道半ばであることを伺い知りました。
会場には、関西板硝子卸組合の大阪板硝子販売社長も説明応援いただき、ニーズの確かさを感じられていましたので、板硝子流通にとって、既存建築物の窓改修ビジネスの機会創出の可能性が考えられるのではと、同様の催事参画へご検討されることを提案します。